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  1. 江東区議会 2019-12-04
    2019-12-04 令和元年区民環境委員会 本文


    取得元: 江東区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-04
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1               午前9時58分 開会     ◎開会の宣告 ◯委員長  ただいまから、区民環境委員会を開会いたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題1 1陳情第8号 「柏崎刈羽原発に頼らない脱炭素の東京再生可能エ                ネルギー計画」の策定を求める意見書の提出を求め                る陳情(継) 2 ◯委員長  それでは早速、委員会審査に入ります。  議題1「1陳情第8号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 3 ◯温暖化対策課長  本陳情につきましては、前回の本委員会での説明の後、状況に特段の変化はございません。  以上です。 4 ◯委員長  本案について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯委員長  ないようですので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 6 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題2 1陳情第27号 自衛官、防衛大学校等及び、陸上自衛隊高等工科学                 校生徒の対象者の保護者に募集事務として、住民
                    基本台帳閲覧の中止を求める陳情(継) 7 ◯委員長  次に、議題2「1陳情第27号」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 8 ◯区民課長  本陳情につきましても、前回と特に変更はございません。  以上でございます。 9 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 10 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯委員長  御異議ありませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題3 1陳情第39号 羽田空港機能強化から区民の生活環境と安全を守                 るよう求める陳情(継) 12 ◯委員長  次に、議題3「1陳情第39号」を議題といたします。  本件は、追加署名簿が提出されておりますので、事務局より報告を願います。                 (事務局報告) 13 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 14 ◯環境保全課長  それでは、1陳情第39号について御説明申し上げます。  前回以降、本件陳情に関連しまして、2点、国の動きがございました。  1点目は、この陳情の趣旨の1つ目、大型の実機による試験飛行の実施に係る国、都への働きかけについてであります。国は、第6期の住民説明会オープンハウス型により11月18日から自治体ごとに開始しております。その説明内容の中で、実際の航空機による新飛行経路の確認としまして、北風時については来年1月30日から2月12日までの2週間のうち7日間程度、1時間当たり最大22回程度の実機による飛行確認を行う旨公表いたしました。また同時に、騒音測定も行い、測定日翌日に国のホームページに掲載するとのことであります。実機飛行確認につきましては、本区としましても注視してまいります。  陳情のその他の趣旨につきましては、前回以降変更はございません。  なお、国の動きの2点目としまして、本区における第6期の住民説明会を12月8日日曜日から10日火曜日までの3日間、アリオ北砂オープンハウス型により行うことになりました。区民の皆様により多くの情報提供の機会を設け、運用開始までのプロセスや騒音、落下物に係る追加対策等について疑問にお答えするとのことでございます。既に新聞の折り込み広告該当地域の町会・自治会の回覧板等で周知を行っているところでございます。  説明は以上です。 15 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯委員長  ないようでございますので、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 17 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題4 1陳情第54号の1 受動喫煙防止強化禁煙外来受診促進・路上喫                  煙注意促進に係る陳情(継) 18 ◯委員長  次に、議題4「1陳情第54号の1」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 19 ◯環境保全課長  1陳情第54号の1につきましては、前回以降、特段の変更はございません。  以上でございます。 20 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 21 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 22 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題5 1陳情第58号の1 江東区の南北交通網の一刻も早い整備、暫定的                  な都営バス運行本数大幅増加に係る陳情(継) 23 ◯委員長  次に、議題5「1陳情第58号の1」を議題といたします。  理事者から、説明を願います。 24 ◯豊洲特別出張所長  本陳情のうち、南北交通が不便なことに鑑みた豊洲出張所取り扱い業務のさらなる拡充を求める陳情でございますが、前回の委員会以降、特に変化はございません。  以上です。 25 ◯課税課長  本陳情の豊洲地区に税務署を設置することにつきましては、前回の委員会以降、状況に変化はございませんけれども、前回の委員会終了後、税務署に御要望があったことをお伝えしてございます。  以上でございます。 26 ◯委員長  本件について、質疑を願います。              (「なし」と呼ぶ者あり) 27 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 28 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題6 1陳情第66号 消費税率を5%に引き下げ複数税率インボイス制                 度の即時廃止を求める意見書を国に上げていただ                 くことの陳情 29 ◯委員長  次に、議題6「1陳情第66号」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 30 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 31 ◯課税課長  本陳情でございますけれども、趣旨3点について国に意見書を提出することを求めているものでございます。  趣旨の1点目でございます。消費税率を5%に引き下げること、これにつきましては、平成24年8月に消費税率を、平成26年4月に8%、平成27年10月に10%とする社会保障税一体改革関連法が成立しまして、平成26年4月に8%になったということでございます。その後、10%への引き上げが2度延期されておりまして、令和元年、この10月1日に引き上げられてございます。  2点目、消費税複数税率インボイス制度は直ちに廃止することでございます。消費税率を10%に引き上げるとともに軽減税率が導入されまして、結果、複数税率となったところでございますけれども、軽減税率につきましては、消費税率引き上げに伴う低所得者への配慮、増税による生活の圧迫を緩和するために導入されたものでございます。また、この複数税率に対応して請求書には10%と8%の税率ごとの対価の額を記入することとなりましたが、令和5年10月1日以降、仕入れ全額を控除するためには登録を受けた課税事業者でなければ、この請求書、インボイスでございますけれども、これが発行できなくなることから、その制度の廃止を求めるものでございます。  3点目、庶民にとって重く不公平な税制を正して財源を確保することについてでございますけれども、税制に関しましては、毎年国会審議を経た税制改正による法令に基づき適用されるものと認識しておりまして、区といたしましては、今後の国会審議等を注視してまいります。  説明は以上でございます。 32 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 33 ◯やしきだ綾香委員  意見書提出の御要望、内容が3つありますけれども、1つ目消費税率5%に引き下げることと書いてありますが、その後の理由の部分で、消費税について、能力に応じて負担する税制にすべきですというような文言が理由にございます。ここの部分と5%に引き下げることというのは、考え方としては少しずれてしまうのではないかと思うのですけれども、所管課として何か御意見があったらお伺いしたいんですけれども。 34 ◯課税課長  5%に引き下げることということと若干ずれがあるんじゃないかということでございますけれども、消費税が10%になったということを、まず8%から10%に上がったわけですけれども、私どもといたしましては、現在、国会の審議ということで、それを経て10%になっているということで、5%に引き下げるということについては、特に10%になったということで、社会保障制度の財源としての引き上げでございますので、そういうことで認識しているところでございます。  以上でございます。 35 ◯やしきだ綾香委員  すいません、本来ならこの陳情者の方に確認をすべき内容なんですけれども、この意見書の提出に関して、ここの部分の文言も含めて、理由も含めて、少し内容を整理すべき部分もあるのではないか、陳情者の思いも理解はできるのですけれども、整理をすべき部分もあるのではないかと感じましたので、確認のためにお伺いしました。  すいません、以上です。 36 ◯委員長  ほかにありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 37 ◯委員長  なければ、本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 38 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎議題7 1陳情第68号の1 江東区内における不登校のこどもの居場所に関                  する陳情 39 ◯委員長  次に、議題7「1陳情第68号の1」を議題といたします。  本件は新規付託でありますので、事務局より朗読を願います。                 (事務局朗読) 40 ◯委員長  理事者から、説明を願います。 41 ◯青少年課長  それでは、本陳情につきまして御説明いたします。  現在、青少年交流プラザで行っている居場所とは、大きく分けて2つの種類がございます。  1つ目は、広義、広い意味での居場所機能です。これは、青少年交流プラザのロビーや多目的ルームを常時開放し、読書や勉強、友人との歓談など、自由に利用してもらうことで家庭、学校に次ぐ第3の居場所として位置づけております。  しかしながら、これは誰でも利用することができ、不登校に悩む児童・生徒の方のみ対象としているものではございません。  次に、狭義、狭い意味での当事者のための居場所機能がございます。青少年交流プラザでは、平成27年度より青少年相談事業、こうとうゆーすてっぷを行っております。これは、ひきこもりを中心とした社会生活に何らかの困難を抱える青少年に対し円滑な社会復帰に向けた支援を行う相談事業であり、そのプログラムの1つとして青少年交流プラザの1室を居場所ルームとして開設し、ゆーすてっぷ利用者の方に週1度、自宅以外の居場所として御利用いただいております。  本陳情にございます居場所とは、このゆーすてっぷの居場所機能を指すものでございます。こちらは、青少年相談事業の一環であるため、利用対象者はおおむね15歳から40歳までの方となっており、毎週火曜日の13時から16時までの間、委託事業者臨床心理士精神保健福祉士などが寄り添う形で支援を行っております。  本陳情の趣旨は、ゆーすてっぷにおける居場所対象年齢の拡充及び開設日時の拡充を指すものでございます。  説明は以上でございます。 42 ◯委員長  本件について、質疑を願います。 43 ◯磯野繁夫委員  今、御説明のありましたこどもの居場所についてお伺いします。  本陳情にありますとおり、小中学校における不登校児童・生徒数は全国的にふえて、なおかつ江東区もふえていると、こういう状況であると。  何らかの理由で傷ついて、傷ついていない人もいると思いますけれども、不登校になってしまったこどもたちが回復していくためには、まず何よりも安心して過ごせる居場所が必要であると、これは異論がないと思います。もちろん、こどもたちにとって家庭が最も安心であると思います。また、そうあってもらいたい。  回復の兆しが見えてきたこどもたちが、家庭から今度社会に出る、そのときに学校にすぐ復帰できなければ、その手前で安心していられる、家庭以外のところでいられる場所、そういった場所が必要だと思います。  まず、今御説明ありましたとおり、教育委員会ブリッジスクールとかやっていますけれども、この青少年交流プラザで15歳から40歳まで、このように年齢を区切っている、まずその理由をお聞かせ願いたい。  それからあと、ここに、小学生まで広げるということに関する認識、この2点をお聞きしたいと思います。
    44 ◯青少年課長  青少年相談事業ゆーすてっぷがなぜ15歳からとなっているか、またその利用者を小学生まで広げることについての御質問でございます。  先ほど申し上げましたとおり、ゆーすてっぷは15歳から40歳までを対象としてございます。これは、義務教育期間中については教育委員会が、義務教育終了後の15歳からは青少年課がそれぞれ相談窓口を開設する、相談の一元化となっているためでございます。  次に、居場所利用を小学生まで広げる、拡大する点についてでございますが、今申し上げましたとおり、不登校についての相談を教育委員会及び青少年課がそれぞれ別個にお受けしてしまうと、支援内容助言内容が異なってしまうおそれがあるほか、ゆーすてっぷ本来の事業趣旨というのは、就労、働くことも含めた自立支援となってございます。そのことから、現段階でゆーすてっぷの事業の枠組みでそのまま小学生、中学生を相談対象とすることには、今後も検討が必要と考えてございます。  以上でございます。 45 ◯磯野繁夫委員  わかりました。いろいろその趣旨が違うということで、いろいろ窓口が違うということはわかりました。  それにしても、家庭以外のところで、また学校の手前の居場所、そういった居場所というのは、江東区としてはブリッジスクールを主にやっているんですけれども、いろいろな状況がありますから、多く選択肢があるということはいいと思います。ただ、江東区としていろいろ予算をつけたり場所を確保したり、そういう部分においてはいろいろ越えなければいけないハードルがあることも理解できます。ただ、そういった自然発生的にできた居場所、そういったものも温かく見守ってあげて、今後うまくいくように、江東区としてもぜひ視野に入れていただきたいと、そのことは要望させていただきます。  以上です。 46 ◯三次ゆりか委員  不登校のこどもの居場所に関する陳情について、この陳情者の方と同じような意見が、私のもとにも多数届いておりまして、そのときに私のほうで御案内するのは、青少年プラザの活用と、あとは児童館の利用と、図書館の利用を私のほうではお勧めをさせていただいているんですけれども、まず何点か伺いたいのが、現状、江東区において小学生で不登校の方が何人いるのか把握はしていらっしゃるのかということと、小学校の子に対して御案内をどのようにしているのか。恐らくブリッジスクールの件をお話しされるかと思うのですけれども、陳情者の方同様に、ブリッジスクールではないもう一歩手前の居場所を求めている方が多くいらっしゃるので、その御案内の仕方についてまず伺います。 47 ◯青少年課長  私の持っている資料、平成29年度の不登校児童・生徒数でございます。平成29年度、小学校は145人、中学校は280人となってございます。教育委員会に確認した数字でございます。  もう1点でございます。先ほど申し上げましたとおり、ゆーすてっぷ青少年相談事業というのは15歳からの相談内容としてございます。ただし、例えば相談に来られたときに、14歳だからだめとか、小学生だからだめという、それで門前払いをするということは一切してございません。お話をお伺いし、あるいはこれはスクールソーシャルワーカーのことなのかブリッジスクールなのか、そちらのほうに御案内することで、ハブ機能としてゆーすてっぷは存在してございますので、そのように案内をしてございます。  以上でございます。 48 ◯三次ゆりか委員  ありがとうございます。その小学校の不登校の親御さんから相談を受けると、学校に通わなくてもいいという親の方がいらっしゃって、そのかわりフリースクールに連れていきたいというお話があるんですけれども、そのフリースクールの現状、状況を把握しているのか、まず確認します。 49 ◯青少年課長  例えば義務教育であれば中学校、ここ近辺では江戸川の平井、あるいは墨田区、地所をど忘れしてしまったんですが、そこには夜間中学がございます。そこで義務教育の中学校を修了することは可能でございますが、江東区内には、まだ中学校の夜間学校はないので、フリースクールといっても、基本的には義務教育の中学校を出ていただく。その後については、せんだってもゆーすてっぷの中で講演していただいたシューレ大学のようなフリースクールというのはありまして、委託事業者は、そういう団体やフリースクールとも関係がございますので、相談内容の中で適宜御案内していくということを行っております。  以上でございます。 50 ◯三次ゆりか委員  ありがとうございます。やはり民間のフリースクールに通わせようかというので、結構親御さんが調べて説明会に行ったりとかするんですけれども、かなり金額が高いというお話をいただいたりしています。  川崎の子ども夢パークというところに私も視察に行ったりとかして、フリースペースえんだとかプレイパークがとても活用されていると感じました。  江東区でも、プレイパークを行いたい団体さんは結構いらっしゃって、そういった不登校のこどもたちに対して支援をしたい団体がいらっしゃるんです。なので、そういった、もう少しブリッジスクールの手前の居場所づくり、恐らくこどもたちは誰かとお話をしたいとかではなくて、居場所を確保して、もちろんお話ししたい方もいらっしゃると思うのですけれども、大人とかかわりを少し持ってみたり、自分と同じ境遇の子と少しかかわりを持ってみたり、本当に少しのことを身につけていきたいという方がいるのではないかと思っておりますので、プレイパークを私の方ではお勧めしたいと思っているんですけれども、その点について見解を伺います。 51 ◯青少年課長  今御質問のあったプレイパーク等でございますけれども、現段階での青少年課は15歳、義務教育が終わった後のというのを根本的な枠組みにしてございますので、その小学校、中学校、義務教育中のこどもの教育支援とは別の生活相談であったりということについては、これから検討を深めてまいりたいと思います。  以上でございます。 52 ◯委員長  本件は継続審査といたしたいと存じますが、御異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) 53 ◯委員長  御異議ございませんので、本件は継続審査といたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項1 使用料等の見直しについて 54 ◯委員長  続きまして、報告事項に入ります。  報告事項の1「使用料等の見直しについて」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 55 ◯地域振興課長  それでは、報告事項1、使用料等の見直しについて御報告させていただきます。  資料のほうは1-1が概要版となっておりまして、資料1-2が報告書となってございます。本日は概要版を中心に報告させていただきますので、資料1-1をごらんいただきたいと思います。  使用料等につきましては、4年に1度見直しの検討を行ってございまして、今年度は該当年度となりますことから全庁的に検討を行い、今回、その結果を御報告させていただくものでございます。  まず、1の使用料等の分析についてでございます。  (1)の検証結果でございますが、使用料の見直しを行う際に算定する各施設の維持管理コストは、今まで光熱水費や清掃委託、設備の補修委託などの物件費や人件費をもとに算出しておりましたが、今回の見直しに当たりましては、将来の施設の改修や改築等に多額の経費が必要となることを見据え、新公会計制度のもとで作成しております固定資産台帳を活用し、施設の維持管理コストの中に物件費、人件費のほか新たに減価償却費を加えて分析を行ってございます。  その結果、維持管理コストと最大徴収使用料、こちらを仮に貸し出し施設が営業時間中にフル稼動した場合に得られる最大の使用料収入でございますが、この乖離が前回見直し以降から拡大傾向にありまして、減価償却費を含めますとさらに拡大してございます。  参考といたしまして、平成28年度から30年度までの3カ年分、各施設を文化センター系、スポーツ施設系、区民館系と大きく3つのカテゴリーに分けて分析を行って乖離率を算出した表を掲載してございます。  なお、検討の対象施設の詳細につきましては、資料1-2の4ページに記載してございますので、後ほどごらんいただければと思います。  表をごらんいただきますと、28年度から30年度にかけて乖離が拡大しておりまして、こちらは維持管理コストと最大徴収使用料の差が大きくなっていることを示しております。  また、減価償却費を含めますと、文化センター系が1.83倍、スポーツ施設系が2.10倍、区民館系が2.23倍、全施設では2.15倍と乖離がさらに拡大してございます。  次に、(2)の改定方針でございますが、維持管理コストについては今後も物価、労務単価の上昇など、引き続き増加していくことが見込まれます。本区では、施設の効率的な運営や人員の適正化によりコスト削減に努めておりますが、乖離を解消するのにはなかなか限界があるものと認識してございます。  また、本区では受益者負担の原則に基づきまして、この乖離分、1を超えている部分ですけれども、を区と施設利用者で、前回改定時は2分の1ずつ負担することとしておりましたが、減価償却費を含めた場合ではカテゴリーごとに見ますと乖離に大きなばらつきが生じてございます。  また、全施設トータルで見た場合でも乖離が2倍以上となっておりますことから、前回同様の負担割合で改定いたしますと使用料等を50%程度引き上げる必要が出てまいります。  そのため、今回は、減価償却費を算入することによる激変緩和措置としまして、従来の利用者負担の2分の1のさらに2分の1を公費負担とすることと整理をし、また施設間での改定バランスを鑑みまして、カテゴリーごとの引き上げではなく、今回の見直しでは全施設での乖離の数値をもとに20%程度の引き上げを実施したいと考えてございます。  なお、引き上げの時期につきましては、利用者への周知が必要であることから、令和2年10月を予定しております。  (3)今後の課題でございますが、今回の見直しでは激変緩和措置として公費を前回の50%から75%の負担といたしましたが、次回見直しの際には、この割合についても今後検討が必要と考えております。  また、今回、各施設20%程度の使用料の引き上げとなりますが、特例措置といたしまして、小中学生と65歳以上の高齢者の方の個人利用は引き上げを行わずに金額を据え置くことといたします。  また、一部の貸し室におきましては、利用実態等を踏まえまして現行料金を据え置く場合もございます。  次に、2の文化・スポーツ施設等駐車場の利用減免についてでございます。  障害者の方が施設の駐車場を利用する際の駐車料金については、現在、文化センター系では半額免除、スポーツ施設系では全額免除といったぐあいに、施設によって基準が統一されていないことから、今回の見直しを機に全額免除ということで統一いたしたいと思っております。こちらにつきましては、令和2年4月からを予定しております。  なお、今定例会において関係する各委員会におきまして同様の内容を報告させていただきまして、次回第1回定例会で関係条例の改正案を提出する予定となってございます。  報告は以上でございます。 56 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 57 ◯見山伸路委員  るる今説明いただきましたが、今後の課題として、次回の見直し検討時においては改めて公費と受益者負担の割合について検討を要するという文言があるんですが、要は、本音のところ、将来にわたっては受益者負担の割合をふやしていく方向にあるという認識でいいんですか。 58 ◯地域振興課長  そういったこともあり得ますが、そのときの経済状況とかいろいろなことを鑑みながら、その都度検討してまいりますということでございます。 59 ◯見山伸路委員  わかるんですが、使う側からすれば、私も区内のスポーツ施設、例えばプールとか利用しますが、江戸川区まで行ったらそっちのほうが安いとか、そういう部分はあるんです。それは、その自治体によって財政とか、あるいはこういう使用料の考え方とか違うとは思うのですが、その辺、他自治体、近隣自治体とかと比較をしたときに、こういった使用料の算定をするに当たり、そういう数値というのは見ているのかどうか、少し確認させてください。 60 ◯スポーツ振興課長  スポーツ施設については、他区の状況等は当然確認しています。しかしながら、今回、江東区全体の使用料の関係ですので、もとの計算の仕方の違いというのがございます。先ほど地域振興課長のほうからも説明ありましたとおり、今回減価償却を江東区が取り入れるというのが事態でございますので、それが区ごと違っている場合がございますので、一概に言えないところでございます。 61 ◯見山伸路委員  最後、要望なんですが、考え方が違うというのは、それはそのとおりだと思うのですが、そこまでは、利用する区民の方というのは、うちの区の考え方がどうだとか、そういうものではなくて、ただ単純に使用料というもので考えたりとか、高いんじゃないのとか安いんじゃないのとか思うと思うんです。こういったところに、ぜひ、よく配慮というか、今後の課題の中でそういった部分も、確かにわかるんです、節減努力では足りないということは十分わかるんですが、区民感情に十分配慮していただきたいということを最後要望させていただきます。 62 ◯やしきだ綾香委員  今、見山委員からも御意見、御要望ありましたけれども、今回、使用料の見直しについては、今後の老朽化や施設改修等々含め、将来のことを見据えて新たに減価償却費を算入された計算になったとこの説明では書かれております。  これまでも、使用料につきましては、先日の企画総務委員会、昨日の厚生委員会、またこれからの特別委員会の高齢者・介護でしたか、幾つかのところでもこの検討がなされているかと思います。各委員会傍聴しまして御意見も聞いてまいりましたが、まず、老朽化、それから施設改修等考えるのであれば、なぜ今、そもそも減価償却費というものを算入する必要があったのか、まずお伺いします。 63 ◯地域振興課長  基本的に受益者負担ということで、物件費、人件費、それから投資的経費ということで利用者に相応の負担を求めるというのは基本的な考え方でございます。  区としましては、今まで、固定資産台帳というものが27年度に整備されまして、やろうと思ってもできないという状況もあったんですけれども、27年度に整備されましたので、資産の価値の把握が可能になったということも踏まえて、今回、導入するということにしたぐあいでございます。 64 ◯やしきだ綾香委員  となると、今の地域振興課長の御答弁の固定資産台帳が平成27年度に導入されたということで、逆に減価償却費を算入しなければならなくなったという状況に今回の改定ではなったという解釈でよろしいんでしょうか。 65 ◯地域振興課長  投資的経費の一部であります減価償却費も、そちらの受益者負担というか、負担のほうに算入すべきだということの結論が出ております。 66 ◯やしきだ綾香委員  先ほど見山委員からも、他の自治体も含めたという、一概に全てを比較するのは難しいという御答弁もありましたけれども、本当に必要性がある、それから固定資産台帳によってこういった算入をしなければならないという考え方であれば、この見直しについて、こういった考え方については賛成であります。  資料の一覧表のほうに、30年度決算の施設別の分析結果という数値がありました。この見方も難しい部分があってわからなかったんですけれども、人件費を含む維持費の総合金額が約27億7,700万ですか、それに対して30年度使用料が、決算額が約8億8,000万という金額になるんだと思うのですけれども、そうすると、今回はこの使用料見直しによって一律どの施設も20%引き上げということになると思うのですけれども、今までというのは、各施設でばらばらになっていたと思うのですけれども、今までは大体、平均してはいけないのかもしれません、各施設で実際に使用料は全体の何%ぐらいをいただいていたかということがわかればお伺いしたいんです。 67 ◯地域振興課長  こちらの資料のほうの1ページにありますけれども、直近ですと24年度に文化センター系が20%、スポーツ施設系が20%、区民館系が10%ということで引き上げをさせていただいています。カテゴリー別に分けた引き上げを行っております。  その前になりますと12年度になりまして、こちらは平均的に20%の引き上げといったぐあいでございまして、その前も平成9年とか平成5年とかも引き上げをさせていただいているといったぐあいでございます。 68 ◯やしきだ綾香委員  質問の仕方がわかりにくくて申しわけございませんでした。  お伝えしたかったのは、これからこの使用料見直しについて区民の方に御理解をいただくため、改定時期というのを、令和2年の10月1日とすると資料1-2のほうに書かれているのですけれども、それは区民への十分な周知期間、準備期間を確保する必要があるためと書かれております。なので、今まで使用料をいただいていたのがどれぐらいの割合、全体のうち、いただいていて、それで今回の減価償却費を算入したというのも、一般の区民の方にとってどういった説明をすることで皆さんに御理解をいただけるのかというのは、周知する上で十分に注意して工夫していただきたいということを要望したくて、今まで各分野別、各施設別の決算額と使用料決算額というのが一覧になって出ておりましたので、それぞれの施設で大体ここを借りることによってどれぐらいの使用料の歳入が入っていた、そういうことをもっと皆さんにわかりやすいように説明をする必要があるのではないかと感じました。この使用料の一覧や一連の今回の報告を受けて。なので、そういったところにぜひ注意していただきたいと思いまして、要望させていただきます。  以上です。 69 ◯委員長  ほかに。              (「なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯委員長  なければ、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項2 江東区スポーツ推進計画(令和2年度~令和6年度)の素案            について 71 ◯委員長  次に、報告事項2「江東区スポーツ推進計画(令和2年度~令和6年度)の素案について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 72 ◯スポーツ振興課長  では、資料2-1をごらんください。江東区スポーツ推進計画(令和2年度~令和6年度)の素案についてでございます。  1、計画策定の考え方でございます。江東区では、平成27年3月に江東区スポーツ推進計画を策定し、誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも気軽に「する」、「みる」、「支える」をスローガンに、スポーツに親しめる環境を整えることで、区民にスポーツをより身近に感じてもらうとともに、東京2020オリンピック・パラリンピックを見据えたスポーツ振興のロードマップとして、誇りあるスポーツ環境の創造に取り組んでまいりました。  今年度で計画期間を終了いたしますので、国や都の計画、そして令和2年度からの区の新たな長期計画の考え方などを踏まえ、令和2年3月に現行の計画を引き継ぐ形で江東区スポーツ推進計画の策定をしてまいります。  2、計画策定の検討組織でございます。江東区スポーツ推進計画改定委員会設置要綱に基づき、学識経験者、国際スポーツ経験者、各種スポーツ団体代表などで構成する江東区スポーツ推進計画改定委員会を設置いたしまして、審議ですが、第1回は6月10日、第2回を8月9日、第3回は11月11日に今回の素案を決定したものでございます。  3、今後のスケジュールでございます。12月21日からパブリックコメントを実施いたします。その後、1月27日に4回目の改定委員会、3月の上旬に第5回の改定委員会、そこで最終審議をしていただきまして、区議会には1定の区民環境委員会で御報告する予定でございます。最後、3月下旬に計画書を作成し、冊子を配布する予定でございます。  2ページ目をごらんください。  計画の位置づけでございます。スポーツ推進計画は、新たな長期計画のもと、区の関連計画や国、都との整合性を図った上で、区のスポーツにかかわる基本計画として策定いたします。  5、計画の期間でございます。先ほど申し上げましたとおり、令和2年度から令和6年度までの5年間でございます。  6、基本理念でございます。本区では、これまで区民の誰もが、いつでも、どこでも、いつまでも気軽に「する」、「みる」、「支える」スポーツに親しめるよう環境整備に取り組んでまいりました。こうした中から、現計画では、「『元気な未来へ』Sports Garden 江東!」をスローガンに進めてきたところでございます。  今回は、区民の誰もが、身近な場所で気軽にスポーツに親しみ、活気あふれる地域社会を実現するということで、「スポーツが熱いまち 江東区」、これをスローガンといたします。  実は、もとの「元気な未来へ」のスローガンが、今のブランディングの「スポーツと人情が熱いまち 江東区」に消されちゃっている状況にございます。いわゆるスポーツ関係者にすごく浸透しているスローガンになっていますので、それを引き継いでいきたいというのが今回の委員会で決定した内容でございます。  7、数値目標でございます。数値目標は、成人の週1回以上のスポーツ実施率を、おおむね5年で3人に2人、65%になることを目指します。これは、実は5年前のときの計画の中で、10年間で65%を目指しますといっていますので、それをそのまま引き継いでいく形になります。  8、施策の体系でございます。現行計画では、江東区の特色を生かしたスポーツの推進、ライフステージ等に応じたスポーツを楽しむ環境の創出、スポーツを通じた地域の活力向上、気軽にスポーツができる場の確保、ほとんどがどちらかというとオリンピックの競技場の整備など、ハード的な内容になってございました。  (2)でございます。今回の新たな計画では、どちらかというとソフトを中心に進めていきたいと考えてございます。特に特徴的なのは3になります。スポーツにかかわる人材・組織の育成と連携・協働の取り組みの推進、これが今回の特徴的な内容となってございます。  御説明は以上でございますが、詳しくは資料2-2をごらんください。  以上でございます。 73 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 74 ◯おおやね匠委員  私から少しお伺いしたいのは、今、市村課長がおっしゃっていた本区の計画には文科省が策定した基本計画と東京都の総合計画と、それを踏まえてということなんですけれども、文科省のスポーツ基本計画というのは、柱というのは、私はこう思うのです。スポーツを通じて人材育成、あと企業、会社がスポーツを通じて人材育成をしたり産業として成長していくということが非常に大きな、大切な、文科省が推進をしている一つの大きな柱だと思うのです。そこは、鈴木スポーツ庁長官もおっしゃっていますけれども、スポーツはとにかくモチベーションの意識だと。そういうものがなければスポーツはなかなかできないものですと、年が上にいくに当たってですね。確かにそう思うのです。  だから、実際、我々の本区でも立派な推進計画というのを今立てているということなんですけれども、スポーツを通じての企業、会社が、ユニシスまでいくというわけではないんですけれども、その点、本区はどういう考えを持っているのか少し教えていただきたいと思います。 75 ◯スポーツ振興課長  今、企業に関してなんですが、実はスポーツの持つ力というのが個人の健康増進、あと思いやりなどの心の健康、あとは地域コミュニティ、そして国や東京都の場合ですと経済の活性化というのがあります。多分、おおやね委員がおっしゃっているのはそこの部分だと思うのですが、実は、区としては、経済の活性化を表に出すようなスポーツ展開というのはなかなか難しいと考えています。しかしながら、先ほどの3番のところに人材・組織の育成と連携・協働の取り組みの推進とございます。その中に、トップスポーツチーム・トップアスリートとの連携強化、実はこの辺が、企業さんがトップスポーツチームを持っていますので、そういったところで連携していきたいと考えてございます。  以上でございます。 76 ◯おおやね匠委員  まさに市村課長がおっしゃったそのとおりなんです。もう少しだけお伝えをしたいのは、文部科学省がやっているのは、スポーツ行政と企業、会社の人材育成は関係ないじゃないかという、それは厚生労働省に任せろという感じなんですが、それは違くて、なぜ文部科学省がそれほどこう言っているのかというと、Jリーグの成功なのです。Jリーグが地域スポーツとして根づいて、そして本当に日本全国民に広まったという部分だと思うのです。実際に、後から夢の島の競技場の話が出てきますけれども、その点も本区は本当によくやっていらっしゃると思うのですけれども、全部を巻き込まないと、この65%ですか、週1回以上が65%以上は少し難しいような感じはしますけれども、高い目標を掲げるというのは非常にいいことだと思うのですけれども、いずれにしろ本区には、この間、ユニシスを見に行ったんです、深川スポーツセンターに。そうしたら、深川スポーツセンターで非常に本区の施設を利用していると。あと、有明スポーツセンターでも練習していますということなので、非常に交流は持っていると思うのですけれども、そこをもっと前面的に出せば、非常にこの目標65%クリアになるのではないかと私は個人的に思います。  以上でございます。 77 ◯三次ゆりか委員  今、おおやね委員からもありましたけれども、目標値が65%ということで、先ほどスポーツ振興課長の説明にもありました、一応10年前からの目標設定が65%と先ほどありましたけれども、現状値が43.5で、10年前からの目標値であったら、現状値がもう少し高くてもいいのではないかと私の中では感じました。
     5年前から比べると、現状値は1.1%です。また5年後、格段に上がる、これは先ほどおっしゃっていたようなトップアスリートの方々をいろいろとという計画があると思うのですけれども、もっとよりこの数字に近づけるためには、どんどんイベントとか周知とか、本当に徹底していかないとこうならないと思うのですけれども、必殺技があるのかと思いました。それを少し伺いたいと思います。 78 ◯スポーツ振興課長  実は、この数値なのですが、操作的な数値になってしまうんです。東京都の数値ですともっと高いんです、アンケート結果が。東京都のアンケートのやり方が、まず最初に、あなたは今までに、この1年間にどんなスポーツをしましたかという問いでいくんです。で、いきなり、「ペットの散歩や」とくるんです。そうすると、そこで、ペットの散歩はスポーツなんだと植えつけちゃうんです。その後に、あなたは、1週間にスポーツをどのくらいやっていますかというと、ペットの散歩をしている人がみんなそこで、下手すると毎日になってしまうわけです。そういうアンケートのとり方を東京都さんがやっています。  江東区は、実は先に、あなたは週に何回スポーツをやっていますか、運動スポーツをやっていますかと聞いているんです。今回、そのアンケートの仕方を変えてしまうと、前回、5年前の数値と明らかに変わってしまうので、これはよくないと。数値をちゃんと見るために、同じ設問の仕方をした結果、こうなっています。  今後、どうやっていくかというと、区民のスポーツに対する意識を変えてもらう。先ほど言ったペットの散歩もスポーツなのだと区民の方に意識を変えていってもらう取り組みをしていこうと考えてございます。  以上でございます。 79 ◯やしきだ綾香委員  各委員からも御意見がありましたけれども、今回、この理念が区民の誰もが身近な場所で気軽にスポーツに親しむということで、今のスポーツ振興課長の御説明の中でも、特に今回のポイントは、施策体系の中の3番のスポーツにかかわる人材・組織の育成等々、こういったところがポイントですという御説明をいただきました。  この基本目標3のところに所属するべきなのか、それとも2番の身近に感じられる環境の充実のほうに織り込んでいただく必要があるのかというのはちょっとわからないんですけれども、要望になるんですけれども、例えば、身近に感じられる環境の充実で、2-1、これはスポーツ環境の整備で、どちらかというとハード面というか施設の整備について書かれていると思います。ですが、例えば、この間のシーサイドマラソンにおいてもそうなんですけれども、子育て世帯だけではなくて、例えば御夫婦で参加したいとか、でも、お子さんがいらっしゃったりとか何かの事情で参加をするのがなかなか難しい、そういったときに、そういった方が預けられる、それは民間の事業者さんとかでもいろいろなサービスをやっていると思うので、そういうところを活用していると思うのですけれども、もし区でそういったスポーツを推進していくという、こういう計画をこれから策定するに当たって、そういった環境の充実というのか、ボランティアについても、基本目標4のほうにボランティア活動の促進と書いてあるんですけれども、ボランティアとして活用されるのがいいのか、それともそういったサービスを区のほうで環境として整備することによって、それは利用料としていただいてもいいと思うのです、区民の方から。本当にそれで利用したいと思う方は、恐らくお金を払うと思うのです。ボランティアとしてされる方でもいいですし、そういったところにかかわってくださる方に対しては謝礼としてお支払いするという形にしてもいいと思うのですけれども、そういった人材の地域コミュニティとかいろいろな部分が連動してしまうと思うので、これがどこに入るのかというのはちょっと難しい部分なんですけれども、そういった環境の充実という方向性をぜひともこういった中に織り込んでいただきたいと思うのですけれども、御意見いただけたらと思います。 80 ◯スポーツ振興課長  やしきだ委員の御指摘のとおり、実はスポーツ実施率が一番低いのが30代、40代の働き盛りの男性、あとは子育て中の女性、これが一番スポーツ実施率が低いんです。我々は、江東区のスポーツ推進委員会と、そこが課題だと捉えてございます。それをどうやっていくかということで、いろいろなことを、今、保育室ですよね、例えばスポーツセンターで母親向けの教室をやるときに保育室を運営できないかどうかということも含めて検討はしてございます。男性については、会社の中でお昼休みに、例えばボッチャをはやらせようとか、そういったことの取り組みを検討して、どこのタイミングでやっていくかというところで今狙ってございます。  新たなスポーツ推進計画の中でそういったことを盛り込んでいますので、4月以降、積極的に展開していきたいとは考えてございます。  以上です。 81 ◯やしきだ綾香委員  今、前向きに御検討されているという御答弁がありましたので、ぜひとも御家族の皆さんが身近にスポーツを楽しめるような環境の整備、充実を要望いたします。  以上です。 82 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項3 オリンピック・パラリンピック開催に伴う公式練習会場につ            いて 83 ◯委員長  次に、報告事項3「オリンピック・パラリンピック開催に伴う公式練習会場について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 84 ◯スポーツ振興課長  では、資料3をごらんください。オリンピック・パラリンピック開催に伴う公式練習会場についてでございます。  前回の委員会で、同様に、スポーツ会館をバレーボールの公式練習会場に使用しますという御報告をしました。今回は、2番目の種目といたしましてはサッカーで、会場は夢の島競技場になります。占用部分はフィールド、トラック、観客席、一部の諸室でございます。  2ページ目をごらんください。  具体的に使用する場所は、トラックの部分は黄色、更衣室として使うところはピンクで塗ったところを使っていただくことで、今、詳細を詰めているところでございます。  期間は、令和2年の7月14日から8月7日です。いわゆる開村から競技をやっている間ということです。  周知方法につきましては、区報、区・指定管理者のホームページ及び関係施設での掲示により周知いたします。  報告は以上でございます。 85 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 86 ◯おおやね匠委員  夢の島、約20億をかけて非常にきれいになってすばらしい競技場に生まれ変わったんですけれども、もう少し詳しく知りたいんですけれども、種目はサッカーで、どこから申し入れがあったのですか。サッカー協会とか何とか、少し教えていただけますか。 87 ◯スポーツ振興課長  申し入れは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の組織委員会からでございます。 88 ◯おおやね匠委員  というと、よくわからないんですけれども、そうすると、組織委員会ということは、サッカー競技全体の各国、例えばブラジルとか日本とか、そういったところの公式練習場となって、一問一答式でないので全部お話ししたいんですけれども、その点と、あと今後なんでしょうけれども、区民が、私が申し上げたいのは、どういう感じになっていくのかということと、今回、せっかくきれいな競技場ができ上がったんですが、なかなか区民は見る機会がないと思うのです。ですから、なるべく区民を巻き込んだようなPRというのか、夢の島をPRするみたいな、そういったことも必要なんじゃないかと思うのです。  この間、シーサイドマラソンでは、我々行ったり、シーサイドマラソン関係者、あるいは区民の人、行きましたけれども、それ以外の人も、ぜひきれいなグラウンドを見ていただきたいし、観客席もきれいになりましたし、全てきれいになったと。内外のPRにもなりますのでということ、その2点、少し教えてください。 89 ◯スポーツ振興課長  まず、公式練習会場でございますので、参加国、サッカーの出場国が組織委員会に、いついつここのこまを練習させてほしいということで申し込むそうです。それで調整をして、組織委員会のほうでいついつこの国が練習に来ますということで我々のほうに来ます。  区民がどうなるかというお話なのですけれども、当然、貸し出ししている間は区民の方にお貸しできません。ただ、今、利用したいという時間帯がゲームをやる時間、15時半からと、あと夜に練習会場として利用したいという要望が来ていますので、ちょっとまだ詳細詰めているんですが、午前中については区民の方の陸上の個人貸しができるかというところで、今、検討はしているところでございます。  あとは、見学についてでございますが、見学については、先般、報道でも公表がありまして、組織委員会がサッカーについては公式練習会場を一般公開する方向で検討していますと言っていますので、その方向になると思います。  ただ、江東区としては、一般公開で組織委員会が申し込みを受けて他区の人がどわっと来られても困りますので、その辺は江東区民でということで、何とか絞り込んだりということで今後調整を図っていくような形になるとは思います。  以上でございます。 90 ◯委員長  以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項4 令和2年成人式の開催について 91 ◯委員長  次に、報告事項4「令和2年成人式の開催について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 92 ◯青少年課長  それでは、令和2年成人式の開催について御報告させていただきます。  資料4をごらん願います。  来年年明けの1月13日、成人の日に開催いたします。会場はティアラこうとうで、江東区、江東区教育委員会、江東区選挙管理委員会の3者で実施いたします。  今回の対象者は、平成11年4月2日から平成12年4月1日までに生まれ、江東区に住民登録をしている方でございます。  10月31日現在、対象者数は3,979人となってございます。  招待状につきましては、今月上旬に発送予定でございます。  次に、式典の時程でございます。平成28年開催の成人式から2部制となっており、今回、午前の部は深川、午後は城東地区となってございます。式典の大ホールは9時30分より開場し、式典そのものの開始時間は10時からでございます。オープニングで和太鼓の演奏を行い、その後、式辞、祝辞、そして新成人の決意表明、恒例の抽選会へと進みます。抽選会の景品につきましては、地場産業品である江戸切り子のほか、協賛いただいた企業からの景品も御用意してございます。最後に三本締めで式典は10時50分に終了となります。午後の部は12時15分から式典を開始し、13時05分に終了予定でございます。  次に、今回からの変更点を御説明いたします。  毎年、選挙などのPRを行っている催事コーナーを地下の会議室に設置し御案内を行っていたところでございますけれども、そこに来訪される新成人の方が非常に少ない状況が続いてございました。そのため、今回の成人式では、催事コーナーを開場のエントランスポーチ、いわゆるティアラこうとう入り口の広場内に設置し、より効果的なPRを図ってまいります。  地下の会議室は新成人の休憩場所として開放し、従来同様、コーヒーサービスを実施してまいります。  なお、降雨、降雪など悪天候の場合には、催事コーナーは会議室に移動いたします。  次に、新成人に配布する記念品でございます。これまで若者に人気のスターバックスコーヒーのカップを記念品としておりましたが、10年間実施してきたこと、また区外事業者への特命契約だったことなどから、今回の成人式よりスマホ充電対応ダイナモライトに変更いたします。簡単に申し上げますと、手回しハンドルつきの充電式懐中電灯でございますが、蓄えた電気は、わずかながらスマホ等の外部機器にも供給できる防災用品でございます。  以上、成人式につきましては、関係機関、御協力いただく青少年委員、従事職員等と連携協力し、万全の体制で進めてまいります。  以上でございます。 93 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点。 94 ◯おおやね匠委員  成人式で、いつもというか、私が区民環境になったときに必ず申し上げているのが2つあったんですけれども、1つが記念品、記念品というかスタバのタンブラーと、もう一つは中身の話なんです。今度、スタバのタンブラーではなくてスマホの充電器ということで、物すごくいいアイデアだと思います。ですから、今回、私は喜ばれるのではないかと思います。非常によかったと思います。  あと1つ、中身と言ったんですけれども、中身は何かというと、例えば本当に二十歳の世代の人たちが喜ぶスターを呼んでくるべきだと私は思っているんです。我々ではわからないような、彼らはそういう思いがありますから、例えばワンオクとか、SEKAI NO OWARIとか、そういう人たちを、グループの1人でもいいんです。呼んで、このステージで、皆さん、成人おめでとうございますというのは、物すごいみんな、その世代の人たちは喜びで、心に残るのではないかと私は思うのです。  多分、恐らく青少年課長は予算がとおっしゃると思うのですけれども、大したことないと思うのです。大したことないって申しわけないですけれども、別に歌を歌ってもらうわけではなくて、その人に来ていただいて、少しスピーチをしていただくということだったらば、歌を歌うのは何百万円とか装置も必要ですし大変なことになると思うのですけれども、そういうこともやってくれるのではないかと思うのです。幾分、この中身、悪いとは言わないですけれども、ほかの区と比べて、ほかの区は結構スターが来て楽しんでいるニュース映像が出てきますけれども、今回、地味だという感じが、毎年しているんです。ですから、何年か前に、この委員会の委員になったときもそれを申し上げたし、その前のときも言ったんです。ですから、本当にどうかお考えをいただきたいです。 95 ◯青少年課長  それでは、成人式についてゲスト、芸能人、有名人等を招待したらという御質問にお答えいたします。  大変恐縮ながら、やはり第一の問題は予算でございます。なかなか呼ぶお金を確保することが難しいというのが1点でございます。  次に、確かに成人式というのは一生に一度でございまして、新成人の方の印象に残る、思い出に残るという意味では、有名人の方に来ていただいてスピーチしていただくというのは極めて印象に残るとてもよいアイデアと私も思います。ただ一方で、現在、成人式は二部制にしたことで時間はかなり圧縮されております。この段階でスピーチを入れるというのがなかなか難しい状況が1点。もう一点が、やはり有名人をお呼びすると、若者の中に好みが出てしまうので、どの方をお呼びするかというのが難しいというのが1点。また、現在は、和太鼓による厳粛、壮大な雰囲気のもとに実施するということになってございますので、現段階では、芸能人、有名人の方をお呼びするというのは難しい状況でございます。  以上でございます。 96 ◯おおやね匠委員  大体おっしゃることは予測できたんです。まず、このプログラムにスピーチを入れ込むことが不可能だと、5分でいいんです。3分でもいいんです。  それとあと、好みがある。何でも好みはあります、実際に。全てにおいて、これがいいとか嫌だとか。  あと、我々の世代というか、役所で考えることと成人が望むこと、楽しいこと、成人式は教育でも何でもないわけです、実際にその日は。行って友達と会ったり、そのときに成人となったことを喜んだりするわけではないですか。これで、何と青少年課長がおっしゃったのか、荘厳と言ったか、そういった重みのあるものよりも楽しさが非常に成人式というのには必要なのではないかと私は思いますので、引き続き、また来年のきょうも同じようなことを言うかもしれないですけれども、ぜひよろしくお願いします。  以上。 97 ◯白岩忠夫委員  私のほうからも、今、おおやね委員が言われたとおり、中身の問題で、成人式に来たとき、私、ずっと見ていて感じるのは、仲間意識なんです。この催事コーナーに、例えば中学校ごとのブース的なものを設けるスペースというのはつくれないんですか。小学校は無理だから、中学校ぐらいの単位だったら、ブースがあって、そこに行くと仲間がいるんだというような、簡単な、お金もかからないし、そういうコーナーというのは難しいんですか。  それだけ、前から思っていたもので、1点だけ聞かせてください。 98 ◯青少年課長  成人式は、白岩委員御指摘のとおり、ある意味同窓会的な意味合いもございまして、そこで小学校、中学校の同級生と会うというのが、もしかしたら一番大きな新成人にとっての楽しみかもしれません。  その中で、例えば各中学校の、城東地区なら城東地区の中学校のブースをつくる、深川なら深川のブースをつくるという点は、非常に新成人にとって魅力的だと思います。  ただ、反面、そのスペースと、どのように設置していくかについて、今後検討していきたいと思います。  以上でございます。 99 ◯やしきだ綾香委員  今回のこの対象者数の中で外国人の方が大体どれぐらいいらっしゃるのかということをお伺いします。  それと、そういった方に対しての何か配慮を含めたことをされているのかどうかもお伺いしたいと思います。  あと、1階の中央広場などで薬物の乱用防止コーナーとか、さまざまなコーナーを設けていると思うのですけれども、二十歳という区切りの成人の日でありますので、お酒についてですとかたばこについてということも、改めてもう一度周知する必要性があるのかと思うのですけれども、そういった工夫もされているのか確認までにお伺いします。 100 ◯青少年課長  まず1点目のお問い合わせの外国人についてでございます。現在、先ほど申し上げた数字、最新の数字となってしまいます。11月29日現在の対象者数は3,992名となりますけれども、そのうち外国人の方は409名、割合にしては10.2%となってございます。409名、10.2%の方が外国籍の方でございます。  続きまして、その方への案内状等の配布についてでございますけれども、現在は、大変恐縮ながら、日本語での送付とさせていただいてございます。  続きまして、薬物乱用についてでございますけれども、現段階では、お酒、たばこについては、現在、薬物乱用の立場からすると、違法薬物等のPRでございますけれども、これからの飲酒、あるいはたばこが健康に及ぼす害についての周知を図るよう検討していきたいと思います。  以上でございます。 101 ◯やしきだ綾香委員  ごめんなさい、お酒とたばこの部分は薬物乱用のところに入れなくてもいいんです。それと一致はしないと思うので、何かもし工夫がされれば、十分に周知はいろいろなところでされていると思うのですけれども、二十歳という区切りですので、そういったところを改めて皆様、お酒を飲むとき、それからたばこを吸うとき、あわせて、こういうことに注意しなければいけないということを知らせるのも、こういう場の大切な視点かと思いますので、工夫を、もし今後検討していただけたらと思います。  外国人の方が約10%いらっしゃるというのは、予想以上の数でした。他の自治体さん、例えば豊島区さんとか、これは江東区に合うのかどうかというとちょっとはてなの部分があるんですけれども、そういった外国の方が、御案内のほうは日本語で書かれているということで、実際に10.2%の方に御案内を出してどれくらいの方が来られているかというと、来られている人数に対しては少しわからない部分もあるんですけれども、そういった方に対してのサービスというものを、そういった方だけじゃないんですけれども、皆さんに共通する部分を考えなくちゃいけないのが本来の成人式の開催についての議論なんですけれども、例えば豊島区さんでここ最近始められたのが、着物を体験するコーナーを設けるとか、そういったことを始められたそうなんです。それは、ある一部の方だけが特別視されてはいけないので、江東区としては考え方を改めなくてはいけないんですけれども、約10%の方が対象に入るということで、今後の成人式のあり方というのも、ますます外国籍の方もふえていくのかと思いますので、そういったところも何かしら検討を、どこかの時期でいただけたらと思います。要望です。  以上です。 102 ◯委員長  いろいろ成人式のあり方について、今、アイデアとかお話が出ていますけれども、いろいろ検討してください。  委員長からアイデア、一言言わせてください。  成人式が盛り上がるという点で、私が思うのは、中学校の恩師の先生を、教育委員会とよくあれして、選抜して何人か招待するというのを考えたら、すごく盛り上がると思います。お金もかからないし、有名人呼ぶという話もあったけれども、それよりも、ちょっと私は現実的に盛り上がると思うので、教育委員会、思い出の先生はいるんです、こどもたちにとって。中学校卒業してからそんなにたっていないから、たっているといったらあれですけれども、そういった先生が久しぶりにあそこに出てきて、壇上で紹介したりなんかすると、これは1つのイベントとしてすごく盛り上がると思いますので、そんなことも少し考えていただきたいと思って、委員長からの要望です。  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項5 オール東京滞納STOP強化月間の取組について 103 ◯委員長  次に、報告事項5「オール東京滞納STOP強化月間の取組について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 104 ◯納税課長  それでは、私から、オール東京滞納STOP強化月間の取組について御報告させていただきます。  資料5をごらん願います。  まず、1番のオール東京滞納STOP強化月間でございますが、平成25年から本格実施いたしまして、本年は7年目となります。12月を強化月間と位置づけまして、東京都と都内区市町村全63団体が連携し、納税広報、納税推進、滞納処分等といった徴収対策を集中して実施、広報をするものでございます。記載の図柄が共通のロゴマークでございます。  続きまして、2番の本区の主な取り組みでございます。  (1)納税広報といたしまして、強化月間の趣旨説明や納税の推進を行うものでございますが、ポスター、区報、庁有車でのPRなど、さまざまな媒体を通じて集中的に広報いたします。特にポスターでは、深川・江東両営業所管内の都バス内、あるいは庁内にある広報板、あとは江東西・東両税務署や都税事務所など、計600枚のポスターを掲示いたします。  次に、(2)納税推進といたしましては、文書催告や納税相談等を行います。納税課では11月に一斉に督促状、催告状を送付いたしますが、同封の文書にロゴマークを刷り込む等を行うことに加えまして、催告書にチラシを同封して送付いたしましたところでございます。  また、督促状、催告書に納税相談の御案内も記載いたしまして、今回でいいますと11月28、29日、あと12月2日の3日間、平日夜間に電話相談を実施いたしました。  最後に、(3)の滞納処分でございますが、差し押さえの強化や捜索のほか、近隣自治体と連携した研修を通して適正な滞納処分に取り組んでまいります。  なお、御説明いたしましたポスター、チラシにつきましては別紙に縮尺したものを掲載しておりますので、後ほど御参照のほうをお願いいたしたいと思います。  説明は以上でございます。
    105 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) 106 ◯委員長  ないようですので、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項6 青海埠頭で確認されたヒアリに係る本区の対応について 107 ◯委員長  次に、報告事項6「青海埠頭で確認されたヒアリに係る本区の対応について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 108 ◯環境保全課長  それでは、報告事項6について御説明申し上げます。  資料6をごらんください。  1のヒアリの確認状況でございます。特定外来生物であるヒアリは、主に中国からの貨物船のコンテナに紛れ進入してきます。この資料の提出以後でございますが、先週11月25日に三重県四日市港で新たにヒアリ20個体が、先週金曜日11月28日には青海埠頭で働きアリ500個体以上が確認されました。  ヒアリの確認は、現在、15都道府県で47事例になっております。そのうち、本区では、本年6月に青海埠頭コンテナヤードで初めて確認され、その後、9月、10月、先ほどの11月の計4回確認をされました。10月7日に発見されたものは、働きアリ750個体、羽のついた女王アリ56個体などであり、この状況から、国は専門家の指摘を引用しまして、繁殖可能な女王アリが飛び立ち他の場所に広がった可能性が高いことや、速やかに徹底した周辺調査と防除を行わなければ定着が危惧されることを公表しております。  2のヒアリについてであります。ヒアリは、南米原産の赤茶色の小さなアリで、土の上にいてもなかなか見分けがつきません。大きなアリ塚をつくる特性がありますが、青海埠頭ではアスファルトの舗装の継ぎ目から巣をつくっておりました。攻撃性が強く、刺されると焼けるような痛み、かゆみ、うみが生じ、ハチと同様にアレルギーを持っている方が刺されるとアナフィラキシー症状が起こることがあります。  裏面をごらんください。  政府は、10月21日にヒアリ対策関係閣僚会議を開催し、政府一丸となって青海埠頭の港湾周辺における徹底した調査と確実な防除を行うほか、本件を受けて全国的な取り組み状況についても再度確認徹底を図ることにより、国内での定着を阻止することを発表しました。  次に、3、本区の対応についてであります。来春以降もヒアリの活動が予見されることから、来年2月26日に本区南部地域のこども関係施設小中学校等を対象にヒアリ対応研修を実施することといたしました。ヒアリの生態や特徴、発見時の対応方法等について学んでまいります。なお、資料には記載してございませんが、11月1日に区立小中学校の校園長会においてヒアリの生態等の説明を行っております。また、その後、公立の保育園長会、私立の保育園長会においても説明を行いました。  今後もヒアリの定着阻止に向けた対応について、国、東京都と連携してまいります。区民の皆様には、疑わしいアリを見つけた場合は手を触れず、資料の別紙に記載されております環境省のヒアリ相談ダイヤルに御通報いただくよう周知してまいります。  説明は以上です。 109 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 110 ◯白岩忠夫委員  1点だけお聞きしたいんですけれども、ヒアリの駆除、今、こういうふうに御説明があったんですけれども、国と都と連携してということなんですけれども、実際に駆除するところはどこなんですか。区が発見したり、あるいはこどもたちが発見したら、区のどこへ連絡して、またそれが都へ上がっていくのか、その辺のところを明確に知りたいんですけれども、よろしくお願いします。 111 ◯環境保全課長  ヒアリの駆除についてでございますが、ヒアリは攻撃性が強くて毒があるということで、極めて危険があると言われていますが、生態的には普通のアリと同じでございます。ヒアリを発見した場合は、先ほど申し上げたように手を触れずに、環境省のヒアリ相談ダイヤルに通報していただくのが一番ベストでございます。そこで、環境省のほうが調査に入りまして、どの程度の集団なのかということも調査した上で、巣全体を駆除すると、毒餌をまいて完全に駆除するというような形を今とっております。  ただ、実際には、区民の方がヒアリを見つけて気持ちわるいとか、いろいろあれば、その場で殺虫剤で駆除していただいても結構だということでございます。防除という言い方をしておりますので、生きたままヒアリを移動させることは法律で違反になるんですけれども、ヒアリを殺虫することについては、どなたがやっても結構だということです。ただ、殺虫をする場合に、アリそのものに殺虫するのか巣穴に向けて殺虫剤を入れるのかというのがありまして、巣に殺虫剤をまくと、巣は穴が1つじゃなくて何十もあって、広範囲に巣穴が出ているということが通常だと聞いておりますので、1つの巣穴に殺虫剤をまいても、ほかのところからヒアリが、あるいは女王アリが出ていって、逆に繁殖してしまうというようなこともあるということで、巣穴には殺虫剤をかけないでほしいというようなことを環境省のほうから聞いております。  ですが、そういったこともなかなか区民の方は御存じないので、今後、先ほど申し上げましたように、まず関係する近いところから、こどもの施設等でヒアリの生態等とか対応等、正しい認識をまず持っていただいて、徐々に周知を広げてまいりたいとは思ってございます。  以上でございます。 112 ◯白岩忠夫委員  こういうようなチラシが配られるんだと思うのですけれども、なぜ私がこの質問をしたかというと、最寄りの市町村、都道府県の環境部へ御連絡くださいって、下に環境ヒアリ相談ダイヤルとばんと書いてあるんです。江東区の中には別に窓口とか、害虫を駆除する課はありますけれど、こういうものに対してもそこへ連絡するの。区民にとっては明確にわからないですよね。例えば私なんかヒアリを見つけて、区へ相談すればいいのかなとか。そういう窓口というのが区としてはないということですね。簡単に言うと、それだけ聞きたかったのですけれども。 113 ◯環境保全課長  区の窓口は環境保全課でございます。ただ、ヒアリの専門家がいるわけではございませんので、連絡をいただいても、こちらでヒアリ相談ダイヤルを御紹介するとか、あるいは直近でどうしたらいいですかといったら、二、三日ほっておいても大丈夫ですよというようなことを申し上げるぐらいで、すぐにヒアリがいるから襲ってくるとか、拡大するとか、そういうことはございませんので、そこは冷静に対応してくださいというお話をさせていただくというようなことになってございます。  あともう一つは、このヒアリ相談ダイヤルの時間外については、区のほうで、深夜ですとかそういったときには区役所のほうに御連絡いただければ、宿直の方にその旨の情報は周知を今後しておきまして、連絡というか、その内容に合った話をしていただくようには準備をしていきたいと思っております。  以上です。 114 ◯三次ゆりか委員  前回、ヒアリが発見されたというときに、うちの長女の小学校でヒアリが出たということをとても騒いでいたお友達がいました。そのお友達とかは、男の子とかにも多いんですけれども、ヒアリを探しに行ったりとかする子とかがいるので、いろいろ周知をこれからされると思うのですけれども、本当に危険なので、その辺をしっかり周知していただきたいと要望しておきます。 115 ◯委員長  ほかにありますか。  また委員長から一言。  ヒアリ、要するにそこら辺にいても我々はわからないわけです。ヒアリってどういうものなのだか。ここに出ているけれども、実際にどうなのかと疑問でわからないで、今、臨海部にいてこっちに飛んできている可能性もありますよね。これからどんどんふえる可能性もあるんですよね。私、区の対応が後手後手で、こんなのでいいのかと思います。対策課みたいな、きちんとそういう課というか、窓口をつくって対応するぐらいのことをしておかないと、どんどん入ってきて知らないところでふえちゃうわけでしょう。ふえちゃっても、あちこちにいたらどうしようもないわけで、先手を打って、もう少ししっかり対応するということと、周知を、こういうものを自治会とか町会に配っているのか。江東区独自でいいじゃない、つくって配って、もしそういうものが、怪しげなものがあったら連絡してくださいみたいなことを先々やっていかないと、ふえてからではどうしようもないのではないのかと。これから絶対そうなるんじゃないかと思うので、その辺も検討していただければと。 116 ◯環境保全課長  ヒアリの区の対策でございますが、先ほど申し上げたように、ヒアリの専門家が環境省のほうにございますので、その方々に駆除していただくのが間違いなく適切であることは事実でございます。  その上で、区としましては、今何が大事かといいますと、早期発見をすること、これが定着を阻止するということで、定着してしまえば、いくらその後駆除してももう無理だというような認識があります。なので、できるだけ早期発見にどう区として協力できるのかということで今検討してございます。  先ほど資料でも申し上げました、来年2月に研修会を行いますが、その研修会で受講されたところから4月以降、そこの施設の敷地検査を月1回ぐらいやっていただけるかどうか、今検討しているところでございます。検査をすると、確かに2.5ミリはすごい小さいので、アリかどうかもわからないぐらい小さいので、なかなか見つからないんですけれども、それで職員の負担をかけていいのかということもございまして、今、なかなか検討しているところでございます。  早期発見について、区としてどこまで協力できるか、見つければすぐに国に情報を流して対策を持っていただくと。国のほうも、駆除にはすごい自信を持っておりまして、早期発見さえできれば間違いなく駆除できますということで聞いてございますので、そういう意味では、区が直接駆除を行うというよりは、早く見つけて、そして駆除につなげるということが区としての役割なのかと今は思っております。  そういう意味で、委員長御指摘の先手先手については、こちらとしても検討してまいりたいと思います。  以上でございます。 117 ◯委員長  よろしくお願いいたします。  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎報告事項7 令和元年台風第19号・21号被害に伴う職員の派遣について 118 ◯委員長  次に、報告事項7「令和元年台風第19号・21号被害に伴う職員の派遣について」を議題といたします。  理事者から、報告を願います。 119 ◯清掃事務所長  それでは、本日配付させていただきました資料7、令和元年台風第19号・21号被害に伴う職員の派遣について御報告をさせていただきます。  まず、1の経緯でございますが、大規模災害時廃棄物対策関東ブロック協議会及び公益社団法人全国都市清掃会議より、被災自治体に対する支援依頼があり、これらを受けまして、本区として支援を行ったものでございます。  2の派遣業務並びに派遣期間・派遣規模につきまして、まず(1)でございますが、被災地における仮置き場管理状況の確認や搬出事業者との調整業務支援の依頼があり、1)の第3陣より、本区といたしまして職員1名と軽貨物バン1台を10月31日から11月7日までの8日間、茨城県大子町へ、また2)の第4陣では、職員1名と軽貨物バン1台を11月7日から14日までの8日間、栃木県栃木市へ、3)の第5陣では職員1名を11月15日から21日までの7日間、千葉県茂原市にそれぞれ派遣いたしました。  特別区各区の支援状況につきましては、第3陣では大子町を含む5自治体に14区が、第4陣では栃木市を含む5自治体に6区が、第5陣では茂原市と大子町の2自治体に3区が支援を行いました。  続きまして、(2)全国都市清掃会議からの依頼でございますが、茨城県の大子町及び常陸大宮市内の仮置き場等に分別保管されている可燃物を一般廃棄物処理施設へ運搬する業務支援の依頼ということで、本区は大子町に11月18日から22日までの5日間、運転手1名と収集職員2名及び小型プレス車1台を派遣いたしました。  支援の期間でございますが、11月29日まで実施されておりまして、特別区からの派遣状況につきましては、資料のほうには23区中4区と記載がございますが、その後、支援する区がふえまして、最終的には23区中11区が支援を行っております。  3の今後の予定でございますけれども、大規模災害時廃棄物対策関東ブロック協議会からの要請につきましては、第5陣をもって終了しておりますが、全国都市清掃会議からの要請につきましては、現時点で未定でございます。  いずれにいたしましても、まだ被災地の復旧には時間を要すると伺っており、本区といたしましては、また要請があれば可能な限り支援を行ってまいりたいと考えております。  報告は以上でございます。 120 ◯委員長  本件について、何かお聞きになりたい点はありますか。 121 ◯おおやね匠委員  今清掃事務所長から御説明いただいた災害ごみの対策で、非常にこれは大変な仕事でないかと思うのですけれども、実は私、この間、社協に行ったときに、ちょっとよくわからない、その会議で若い方が、社協の職員ですということでボランティアで行くんですと、19号か21号か。たしか19号から帰ってきて、その後、この週末から21号の対策のために行ってくるんですということなんですけれども、その人たちは入っていないんですね。 122 ◯清掃事務所長  今、おおやね委員からお話ありました社協の職員の方につきましては、この中には入ってございません。  以上でございます。 123 ◯おおやね匠委員  わかりました。今回御説明いただいたのは、いわゆる清掃事務所関係ということであるんですけれども、もしわかる方がいらっしゃれば、今回、19、21、15も入るのか、全部で本区から何名ぐらい行ったのか、それを少し教えていただきたいと思うのです。 124 ◯清掃事務所長  前回の15号も含めまして、15号では9名、それから19号、21号では、こちらにあるとおり6名行っておりますので、合計15名が被災地のほうに行っているということになると考えております。  以上です。 125 ◯委員長  それでは、以上で本件を終了いたします。  ────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 126 ◯委員長  本日予定されておりました案件は、全て終了いたしました。  これをもちまして、本日の委員会を閉会いたします。お疲れさまでした。              午前11時35分 閉会 Copyright (c) Koto City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...